日本は「階級社会」?

NHKの視点・論点を見ていたら、日本は「階級社会」だというのをやっていました。
出演は階級社会―現代日本の格差を問うなどの著者を持つ、武蔵大学の橋本健二教授。
このかた、どういうかたなのかというと、

居酒屋から見た格差社会 教室は新橋ガード下--社会学者・橋本健二さん(MSN毎日インタラクティブ)
専門は理論社会学、それも今どきマルクスがどうの、エンゲルスがこうのと大まじめ。

1億総中流と言われてきた日本の社会は、社会的な格差拡大でフランスやドイツを凌ぎ、米伊英に次ぐ階級社会になっていると説きます。

格差拡大は見せかけだという見方もあります。
経済学的思考のセンス等の著書がある、大阪大学 大竹文雄教授。

これに対して橋本教授は、ちょっと変だよ、大竹さん(橋本健二の居酒屋考現学)で、「政府や日経の宣伝に利用されている」と書かれています。

冷戦下でマルクス経済学を学んだ私としては、労働者階級という言葉自体は懐かしいですが、現在でも橋本さんが活き活きと活動され、「『階級社会』なんて本を大手出版社が出してくれる時代をどうとらえたらいいのか」というお話に、考えさせられました。

獨協大学 森永卓郎教授(モリタク)のお話では、「安倍政権は小泉内閣の忠実な継承者と思われていたが、今後の支持率次第では元の自民党に戻る可能性があるかもしれない。」と、格差拡大社会の是正可能性を示唆しています。
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by himerits | 2006-11-12 00:54 | 立命館